初恋2
第7章 春の母親
「どういうことですか!?これは!!!」
あー。めんどくさい教頭出てきたし。
「ちょっと来てください。」
手を引っ張られて校長室へ連れていかれる。
「ゴホン…私のところにもこんなものが届いていたんだが…」
校長もかよ。
はっきり言ってやろう。
「あの。それ、ホントなんですよ。僕、
本当に男の人と同棲してるんです。」
「「!!!」」
「それが何か問題でもあるんですか?」
「……いや。別にないんだが…どこから送られて来たか何か知らないか?」
良かった…少しは理解がある人で。
「心当たりないです。別に生徒に知られても良いんで大丈夫ですよ。」
「本当に?」
「はい。」