食わず嫌い
第2章 アイス
「はぁ……だりぃ」
俺はうっかり風邪をひいてしまった。
熱は多分、39度くらい。
頭はぼおっとして、身体の節々が痛い。
「……熱い……」
生憎、俺の部屋には風邪薬もアイスノンも体温計もなくて…。
しかも一人暮らしだから、今から買いに行くこともできない。
「あぁ……きっと俺はこのまま死ぬんだ」
いきなり弱気になる俺。
でもマジで熱下がらなかったら……
いや、待てよ。
俺はすっかり携帯の存在を忘れていた。
ツレに電話して薬を買ってきてもらえばいんじゃね?
思い立ったら即行動。
アドレスを開けると、そこには桐也の電話番号が…。
桐也と言えば、こないだラブホでキスをしてしまったんだっけ…。
「甘かった……」
いやいやいやいや。
しっかりしろよ、俺。
俺はそんな気全くないから。
気を取り直して、桐也以外のツレに電話してみた。
……全滅だった。なぜに?
「やっぱり俺は死ぬ運命なのか…」
俺は畳の上に敷いた布団の上に寝転んだ。
こんなことなら、もっと色んな経験しておけば良かった…。
苦手な女のアソコでも舐めとけば良かった。
「……いや、ないな……」
舐めるくらいなら死んだ方がマシだ。
やっぱり俺はおかしいのだ。
俺はうっかり風邪をひいてしまった。
熱は多分、39度くらい。
頭はぼおっとして、身体の節々が痛い。
「……熱い……」
生憎、俺の部屋には風邪薬もアイスノンも体温計もなくて…。
しかも一人暮らしだから、今から買いに行くこともできない。
「あぁ……きっと俺はこのまま死ぬんだ」
いきなり弱気になる俺。
でもマジで熱下がらなかったら……
いや、待てよ。
俺はすっかり携帯の存在を忘れていた。
ツレに電話して薬を買ってきてもらえばいんじゃね?
思い立ったら即行動。
アドレスを開けると、そこには桐也の電話番号が…。
桐也と言えば、こないだラブホでキスをしてしまったんだっけ…。
「甘かった……」
いやいやいやいや。
しっかりしろよ、俺。
俺はそんな気全くないから。
気を取り直して、桐也以外のツレに電話してみた。
……全滅だった。なぜに?
「やっぱり俺は死ぬ運命なのか…」
俺は畳の上に敷いた布団の上に寝転んだ。
こんなことなら、もっと色んな経験しておけば良かった…。
苦手な女のアソコでも舐めとけば良かった。
「……いや、ないな……」
舐めるくらいなら死んだ方がマシだ。
やっぱり俺はおかしいのだ。