
未知夢
第9章 異動
「え?」
繁はそれをまじまじと見た。
近寄っていくにつれ、それは紙袋だと判明。
やがて、それがなんなのかを思い出した。
「あぁっ!!」
その紙袋、隣の亀代おばちゃんに渡そうと思って買った菓子の詰め合わせだった。
「しまった……置きっぱなしかよ……」
こんな暑い中に置きっぱなしにしていたからには、中身も傷んでるにちがいない。
「焼き菓子だけどなぁ……ダメだ、箱が熱持ってる」
ふと紙袋の中を見ると何やら1枚、紙切れが入ってある。
繁はそれを手に取って見た。
「なんだこれは?」
それは菓子店のレシートだった。それを見た瞬間「えっ!? これって……」と、驚いた。
繁が驚いたのはレシートの日付だった。
2015年8月日
「て、ことは、まだ過去にいるのか!? つまり、俺の部屋には、あのおっさんが……」
繁はそれをまじまじと見た。
近寄っていくにつれ、それは紙袋だと判明。
やがて、それがなんなのかを思い出した。
「あぁっ!!」
その紙袋、隣の亀代おばちゃんに渡そうと思って買った菓子の詰め合わせだった。
「しまった……置きっぱなしかよ……」
こんな暑い中に置きっぱなしにしていたからには、中身も傷んでるにちがいない。
「焼き菓子だけどなぁ……ダメだ、箱が熱持ってる」
ふと紙袋の中を見ると何やら1枚、紙切れが入ってある。
繁はそれを手に取って見た。
「なんだこれは?」
それは菓子店のレシートだった。それを見た瞬間「えっ!? これって……」と、驚いた。
繁が驚いたのはレシートの日付だった。
2015年8月日
「て、ことは、まだ過去にいるのか!? つまり、俺の部屋には、あのおっさんが……」
