
未知夢
第5章 訊問
一人言のあと頭を上げ、刑事を呼んだ。
「け……刑事さん!! 俺の頭の中を読んでくれ!!」
「何を言ってるんだお前は!!」
繁は自分が推理した「由佳里が犯人説」を訴えた。
刑事は真剣にそれを聞き入れた。
「なるほど……そんな可能性があるわな」
「でしょ!! ダイイングなんとかは、俺が森屋と携帯番号を書いて交換したやつだ。俺の名前を書いて、携帯番号を書こうとした時に殺されたんだ」
繁は小さくガッツポーズをした。
「でもなぁ、携帯番号が書いてあるのはちゃんと見つかっている。けど、お前が酔っぱらって書いたもんだから携帯番号がデタラメだった。第一発見者の奥さんの由佳里さんは……」
「え? 由佳里が第一発見者だったんすか?」
「あ!? 聞いてなかったのか? 車内で説明してただろ!!」
「け……刑事さん!! 俺の頭の中を読んでくれ!!」
「何を言ってるんだお前は!!」
繁は自分が推理した「由佳里が犯人説」を訴えた。
刑事は真剣にそれを聞き入れた。
「なるほど……そんな可能性があるわな」
「でしょ!! ダイイングなんとかは、俺が森屋と携帯番号を書いて交換したやつだ。俺の名前を書いて、携帯番号を書こうとした時に殺されたんだ」
繁は小さくガッツポーズをした。
「でもなぁ、携帯番号が書いてあるのはちゃんと見つかっている。けど、お前が酔っぱらって書いたもんだから携帯番号がデタラメだった。第一発見者の奥さんの由佳里さんは……」
「え? 由佳里が第一発見者だったんすか?」
「あ!? 聞いてなかったのか? 車内で説明してただろ!!」
