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「……これは、
どういう事だ？総司…」


眉間に皺を寄せた男

「どうって、

何回説明したらいいんですかね？

長州の奴を捕縛しようとしたら
邪魔されたんですよ。


ーー彼女に…」


総司と呼ばれた男が
チラッと隣に座る少女を見て
そう言った。


「私、邪魔なんてーー「テメェは黙ってろ。」


ギロッと睨まれて口を閉ざす…

「こいつは、長州の者だと
そう言いてぇのか？」


「僕はそう、思ってますが？」


ニヤリ笑った総司


「土方さんは、どう思います？
ーーこの子。」

土方が少女に視線を向けると

目が合い
ビクッと反応した少女

目にいっぱい涙を溜めて
今にも溢れ落ちてしまいそうだ。


品定めする様に少女を見る。


クリクリした目
可愛らしい感じの少女

細い身体
それなのに、胸はある


土方がニヤリと笑う


長州でもなんでも良かった
ーー女であれば、誰でも……