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お嬢様♡レッスン

第116章 雲の上で×××

「そうでしょうか?」

「そうだと思うんですけど…違うのかな?お互いがこのひと月の間に色々な体験をして、こうなれたんじゃないかなって思ったんですけど…」

「それはロートマン兄弟のお陰ですか?」

「それもあるかも知れませんけど…慎吾さんだって色々とあったでしょう?」

「私は別に?貴女が他の男性に抱かれている時でも、私は耐えていましたよ?」

「う…やっぱり気にされてるんですね」

「するに決まっているでしょう?全く貴女と来たら…アソコの具合まで変わってしまって…」

「ちょっ!何を!?」

「どれだけ彼等に抱かれたんだか…。もう、日本に戻ったら、私の形に戻るまで、放さないから覚悟しておいて下さいね!」

「はい…。宜しくお願いします」

「宜しい!」

「………ふっ」

「ふふふっ…」

「何だか、私達バカップルみたいですね!」

「結構な事です。これから式を挙げる幸せな二人なんですから」

そう言って笑い合う二人。

壁の向こう側では、大人達がやれやれと言った表情で、この二人の会話を微笑ましいと思いながら、そして半分呆れながら聞いていた。

二人がこの会話を他の重役達に聞かれていたと知るのは、もう少し先の事になる。


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