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お嬢様♡レッスン

第28章 執事の想いⅡ(葛城)

パソコンでメールを確認していると、突然、スマートフォンに着信があった。

守衛からだ。

「どうしました?」

私が電話に出てみると、守衛が慌てた様子で報告してきた。

「恵莉奈お嬢様がお越しになりました!」

「分かりました。報告有難う御座います」

私はスマートフォンを切ると、思わず溜息が零れてしまう。

厄介な人が来た。

いつも、あの方は突然やって来る。

しかも、この邸の主が留守の所に。

執事達を食い荒らしに。

大方、綾芽様の噂を聞いて品定めをしに来たのだろう。

ついでに綾芽様の執事となった5人の見習い達の味見をするつもりか。

正直、気は進まないが彼等を守るのも私の仕事。

綾芽様の執事をあの様な下品な方に汚される訳にはいかない。

私はご挨拶にと、恵莉奈様が滞在される事になった部屋へと赴いた。

「恵莉奈お嬢様、葛城で御座います」

ドアをノックし、名乗るといきなり扉が開き中へ引き摺り込まれた。

そしていきなり唇を奪われる。

彼女の舌が私の中に入り込もうとするが、私は口を閉ざしてそれを拒んだ。

吐き気がする。

さっさと奉仕して満足して頂くしかないか。

そう思い、彼女の身体を引き剥すと、ズボンのファスナーを下げ、自分の性器を取り出して見せた。

「これが欲しいのでしょう?」

そう言って微笑んでやると、彼女はふらふらと私の足元に跪き、私の力ない性器を口に含んだ。

彼女は涎を垂らしながら、懸命に私を扱く。

嘆かわしい。

同じ東乃宮の人間でありながら、こうも違うものなのか。

それとも、教育のせいでこの様になってしまわれたのか。

いや、綾芽様は他所の執事にこの様な事をするお方ではない。

ああ、早く済ませたい。

「もう結構です。入れて差し上げますから、貴女のその淫乱な尻をこちらに向けなさい」

恵莉奈様は、テーブルに手を付いて尻をこちらに突き出した。

「早くっ!早く入れてっ!」

私は彼女の下着を引き摺り下ろすと、彼女の性器と下着が透明な糸で繋がっていた。

「相変わらず淫乱な方ですね」

「あの娘だって直ぐにそうなるわ!」

「どうでしょう?」

「所詮、庶民の血が流れる庶民の中で育った子よ?」

「貴女の執事は貴女にどんな教育をされているんでしょうか?彼等の品格を疑います」

「そんな事より早く入れなさい!」

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