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お嬢様♡レッスン

第29章 執事の計略Ⅰ(高月編)

「あの…あのね?もっとちゃんと触って?」

恥ずかしそうにそう訴える綾芽に高月の胸は高鳴る。

「何処をどう触って欲しいのですか?ハッキリ仰って下さらないと分りかねますが…」

綾芽は、分かっているのに意地悪だと思いながらも、高月の首に腕を絡めて身体をすり寄せて強請る。

「私の…胸とか…アソコを触って…下さい」

綾芽が熱い吐息を吐きながら、高月の耳元でそう言うと、今度は高月の肌が粟立った。

高月は直ぐにでも彼女の中に押し入り、その中を掻き回したいという欲望に駆られるが、それをグッと堪えた。

「畏まりました。綾芽様の仰せのままに」

そう言うと、ネグリジェを開き首筋、鎖骨、胸の谷間へと舌を這わせた。

高月の舌が綾芽の肌を滑ると、綾芽は身体を震わせる。

そして彼の舌が胸の先端をチョンと啄いた瞬間。

「あああああん!」

綾芽は軽く達してしまった。

高月はクスクスと笑いながら、意地悪く『もう、達して仕舞われたのですか?今宵のお嬢様はいつになく淫らですね?』と綾芽の羞恥を煽るように囁いた。

確かに、今夜はいつもと違う。

何故、こんなにも疼いて仕方がないのだろう。

自分が自分ではないみたいだ。

「ああ…意地悪な事言わないで…早くこの疼きを何とかして…?」

綾芽再び強請られると、高月はフッと口角を上げ『仕方のない方ですね』と溜息を吐いて見せてから、彼女の尖った胸の頂きを舌を絡めるようにして転がし始めた。

「ああん!やぁん!気持ちいい…」

彼女は身体をビクビクと震わせながら、高月の肩を爪を立てる様にギュッと握った。

胸の先端が高月の熱い口の中へ吸い込まれ、その中でコロコロと転がされては放される。

その度に身体の奥から熱い蜜がトロッと溢れ下着を濡らすのを綾芽は感じていた。

ますます花弁の奥が疼いて堪らない。

「たっ…高月っ…お願い、下も触ってぇ…」

「はて?下とはどちらの事ですか?」

「意地悪な事言わないで…ここを触って!」

綾芽は自ら高月の手を脚の付根に誘導し、その手に花弁を押し当てる。

下着の吸い込んだ蜜が高月の手を濡らし、クチュリと音を立てた。

「んあっ!!」

それだけで、また綾芽は達してしまった。

どうなってしまったのだろう?

今迄にない感覚に綾芽は恐怖さえ感じた。

それが高月の媚薬の効果だとは、綾芽は知る由もない。

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