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お嬢様♡レッスン

第34章 お嬢様の異変

綾芽の身体の変化に気付いたのは、白河だった。

茶道のレッスンも終わり、それでは『男女のレッスン』を始めましょうかと、白河が綾芽の着物を一枚また一枚と剥いで行く。

綾芽の柔らかい唇を吸いながら、ゆっくり焦らす様に胸を弄んだり、尖りを転がして極普通に愛撫していた。

綾芽は触れられる度に身体をピクリと反応させ、甘い吐息を零す。

白河は畳の上に綾芽を横たわらせ、頬に耳に首筋に口付けを落とす。

そんな甘い雰囲気の中、いよいよ白河の手が綾芽の下半身へと延び、敏感な部分を優しく撫でる。

そして彼は最初の異変に気付く。

(あれ?濡れてねぇ…)

前回担当した時は、胸を少し弄っただけで、下着の上からでも分かるくらいに濡れていたソコが、今日に限ってはカラカラと乾いていた。

(俺の触り方が悪いのか?)

白河はそう思い、ゆっくり丁寧に優しく愛撫を施した。

しかし、一向に湿る気配がない。

「お嬢様?気持ち良くねーのか?」

「えっ?そんな事ないけど…?何で?」

「全然、濡れねー…」

「えっ!?」

「俺の方がビックリだってぇの!」

「ごめん…」

「何でお嬢様が謝んだよ。謝るなら俺の方だろ?ごめんな、感じさせらんなくて…」

「そんな事ない!気持ち良いよ?」

「嘘言うなよ…」

「本当に気持ちいいんだってば!!」

「やっぱ、身体が疲れてんのかもなぁ…」

白河は綾芽の上から身を起こすと、胡座をかいて座り髪をガシガシと掻き混ぜた。

「今日はエッチは辞めだ」

「えっ?でも…」

綾芽は白河の下半身をチラッと見た。

「あー…。気にすんなよ!ちょっと抜いてくっからさ、お嬢様は部屋に戻って…」

「それなら、私がする!」

そう言うと綾芽は、白河の脚の間に顔を寄せた。

彼の着物の合わせを開くと、既に固くそそり立つ彼の欲棒が顔を出す。

綾芽はそれを口に含むと、頭を上下に動かし、それを慰めた。

広夢から教わった前立腺マッサージで早目の射精を促す。

「わっ!馬鹿っ!それ…ふぁ…」

白河は綾芽に尻の中を掻き回され、欲棒を口で扱かれるとあっという間に果てた。

綾芽は白河の白濁した欲望を口で受け止めると、それを全て飲み干した。

「悪ィ…何か情けねーな、俺…」

白河は頬を掻きながら苦笑する。

「そんな事ないよ!それより本当にごめんね?」

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