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お嬢様♡レッスン

第34章 お嬢様の異変

「だからお嬢様は悪くないって言ってんだろ?」

「でも…」

「色々あったし疲れてんだよ!ごめんな?気付かなくて…」

「ううん…」

「まぁ、今日休めば回復するだろ!」

そう言って白河は綾芽の頭をポンポンと撫でた。

しかし、一日休んではみた物のその現象は続いたままだった。

翌日、柳瀬が花道のレッスン後、事に及ぼうとしたが、やはり綾芽は濡れなかった。

(一体、どうしちゃったんだろう?)

精神的な物なのだろうか。

姫川との事がショックだった?

でも、それならその後に高月に抱かれた時は?

高月は何も言わなかったし、自分でも濡れていたのは覚えている。

では、何故?

綾芽は自分の身体に何が起こっているのか、さっぱり検討も付かなかった。

高月に抱かれれば、何か分かるのだろうか。

綾芽は、夜になったら高月の元を訪ねてみる事にした。

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