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お嬢様♡レッスン

第45章 宴の後

「そうでしょうか?ではお伺いしますが、ここの“染み”は何でしょう?他の男の匂いがしますが…」

そう言うと高月は、彼女のパンティのクロッチ部分の中心を指でなぞった。

「…っ!?」

綾芽の下着のその部分は、彼女の中から零れた、葛城から受けた精をたっぷり吸っている。

「パーティーの最中、何方かと淫らな行為を行われた様ですねぇ?」

高月は綾芽を見上げると目を細めた。

その瞳は冷たく、綾芽の背中をゾクッとさせた。

「確か、綾芽様は濡れなくなっておられた筈…。もう、回復されたのでしたら、何故、“恋人”である私に一番に教えて下さらなかったのですか?」

高月はまたもや『恋人』という言葉を強調した。

「あの…」

遅かれ早かれ、高月には本当の事を言わなければならない。

今が、その時かもしれない。

綾芽はそう覚悟を決める。

「ごめんなさい…。私…高月のものにはなれない…」

震える声で絞り出す様に綾芽はそう言った。

「聞こえませんね。貴女は私を選んで下さった。そうでしょう?」

そう言って綾芽を見つめる目は、先程の冷たさから一転、縋りつく様な目に変わる。

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