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お嬢様♡レッスン

第49章 皆で楽しい朝御飯

「それなら、“くじ引き”で決めましょう?」

綾芽がそう言うと、皆はそれに頷いた。

「俺がくじを作ろっか?」

「駄目だ。お前等は信用出来ない。綾芽ちゃん?君が作ってくれないか?」

速水が、くじ引きを作ると名乗りを上げるが、黒崎が却下した。

速水達に任せると、インチキをしそうだからである。

「いいけど…何組に分けるの?」

「人数が人数だし、2組でいいんじゃない?」

その意見に皆が同調し、綾芽はくじを作って皆の前に差し出した。

ジャンケンでくじを引く順番を決め、それぞれがくじを引く。

そして、作った綾芽は最後に引いた。




誰とペアを組む事になるのか。



本日の運命の分かれ道。



皆が沈黙し息を呑む。




緊張が走った瞬間なのだった。




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