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お嬢様♡レッスン

第52章 浜辺での×××

涙と汗と涎で顔をベトベトにしながら、綾芽が戦慄く。

こんな風に、見境なく乱れた綾芽を見て、白河の射精感が一気に高まった。

「くっ!俺も…もうイクから…」

「んぁっ!一緒に…イこう?」

「ああ」

白河は、綾芽の腰を掴むと激しく奥を抉る様に腰を叩き付けた。

この場が外である事も忘れ、ひたすら上り詰める事を目指して腰を振る。

「綾芽!綾芽!」

「ああん!巽!」

「うぅっ!出る」「イクっ!」

二人は同時に身体を震わせると、白河は綾芽の中に、その白濁した欲望を注ぎ込んだ。

























「はぁ…はぁ…はぁ…」

二人は荒い呼吸を繰り返しながら、崩れるようにシートの上に倒れ込んだ。

じっとりと汗ばんだ肌に乾いた砂が付く。

額に貼り付いた前髪を掻き上げて、白河はその白い額に口付けを落とす。

そして、ゴロリと向きを変えると、まだ日の高いピカピカ光る空を見る。

波の音と綾芽と自分の呼吸の音しか聞こえない。

感じるのは綾芽の体温と潮風。

今、この世界には二人しかいない。

そんな錯覚に囚われそうだ。

こんな時間がもっと長く続けばいい。

白河はそう思いながら、綾芽の手をそっと握り締めたのだった。

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