
お嬢様♡レッスン
第54章 Lesson 12♥お絵描きしましょう
それから速水は細かくあれこれと綾芽の身体の位置やら腕や脚の角度等を調整し、やっと気に入ったポーズが見つかったのか、椅子に座って下絵を描き始めた。
約束の通り、胸の尖りは見えないようにシャツに隠れている事に綾芽は安心した。
「じっとしているのは辛いと思うけど、動かないでね?」
「は~い」
外からは鳥の囀りが聞こえてくる。
室内は木炭を滑らせる音。
それ以外は何も聞こえない。
じっとしていると眠くなってくる。
速水は真剣に、綾芽を一目見てはキャンバスに視線を落として木炭を動かす。
いつの間にこんな物を用意したんだろうかと綾芽は疑問に思った。
速水の手荷物には、それらしき物はなかったからだ。
綾芽はキャンバス布と木枠とそれを留める道具さえあれば組立出来る事を知らなかった。
(凄い真剣な目…。速水さんて絵を描くのが好きなんだなぁ…)
そう感心しながらも、襲い掛かる睡魔と闘う綾芽。
「綾芽ちゃん。動かないで!」
「すっ…すみません」
どうやら舟を漕いで居たようだ。
「今度動いたらお仕置きだよ?」
「ええっ!?」
「嫌なら動かないで?」
「はい…」
約束の通り、胸の尖りは見えないようにシャツに隠れている事に綾芽は安心した。
「じっとしているのは辛いと思うけど、動かないでね?」
「は~い」
外からは鳥の囀りが聞こえてくる。
室内は木炭を滑らせる音。
それ以外は何も聞こえない。
じっとしていると眠くなってくる。
速水は真剣に、綾芽を一目見てはキャンバスに視線を落として木炭を動かす。
いつの間にこんな物を用意したんだろうかと綾芽は疑問に思った。
速水の手荷物には、それらしき物はなかったからだ。
綾芽はキャンバス布と木枠とそれを留める道具さえあれば組立出来る事を知らなかった。
(凄い真剣な目…。速水さんて絵を描くのが好きなんだなぁ…)
そう感心しながらも、襲い掛かる睡魔と闘う綾芽。
「綾芽ちゃん。動かないで!」
「すっ…すみません」
どうやら舟を漕いで居たようだ。
「今度動いたらお仕置きだよ?」
「ええっ!?」
「嫌なら動かないで?」
「はい…」
