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お嬢様♡レッスン

第61章 Lesson 14♥攻めてみましょう

綾芽は黒崎の男性自身に手を添えて口に含むと、先ずは鈴口を舌先で舐る。

そこからは、止めどなく透明な液が溢れ出て来る。

彼女はそれを舌で味わう。

少し渋みのある味。

決して美味しいとは思わないが、男性が感じている証であるそれは、綾芽の心に悦びを齎す。

根元に手を添えて唇を離すと、今度は根本から先端に向けて、アイスクリームを舐める様に舐め上げる。

「うぅっ…」

黒崎が身体をビクリと震わせ、小さく呻く。

綾芽はその反応が楽しくて仕方が無い。

黒崎を見上げると頬が紅潮し、濡れた半開きの唇が何とも艶めかしい。

普段は黒崎に色気というものを感じた事のない綾芽だが、今の黒崎には非常にそそられると思った。

黒崎は綾芽に観察されている等とは微塵も思わず、綾芽の動きのままに溜息を零し、腰を震わせる。

(綾芽ちゃんがどんな顔をして俺のを舐めているのか、見たい…)

目でこれが夢ではない事を確かめたい。

「綾芽ちゃん、アイマスクとって…?」

黒崎が懇願するが、綾芽はそれを聞き入れてくれない。


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