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お嬢様♡レッスン

第7章 Lesson 2♥男性の身体を知りましょう

ネクタイを緩めながら、立ち上がると葛城は綾芽に近付き彼女の上に影を落とす。

(そう。今なら未だ引き返せる)

本当の事を言えば、綾芽を抱きたい。

先程のあの濡れた切なさを帯びた瞳。

切なげに自分を呼ぶ声。

自分の腕に必死にしがみつき乱れる姿。

極めつけは、精一杯の威厳を見せようとした、あの可愛らしい命令。

今すぐにでも、彼女を押し倒して存分に彼女を味わいたい。

しかし、14の年の差が彼の心にブレーキを掛ける。

こんな年の離れた女の子を相手にした事は、今までの経験では一度もない。

そんな彼の心を知ってか知らずか、綾芽は目を閉じ口付けを誘う。

葛城は小さな溜息を一つ吐き、ネクタイをするっと外しサイドテーブルに載せると、綾芽の頤を持ち深く口付けた。

綾芽はそれを受け入れると、先程よりも大胆に葛城の舌に自分のそれを絡めた。

(飲み込みが早いな)

マナーの講義にしても、身を入れてからの綾芽は葛城も目を見張る程の理解力を示した。

(教え甲斐がある方だ)

そう思いながら、より深く綾芽の口内を侵していく。

葛城は綾芽の背中に手を回し、彼女を支えながら、ゆっくりと彼女の身をベッドへと沈めていった。

自分の首に腕を回し、口付けに答える綾芽が可愛くて仕方が無い。

彼は綾芽のブラウスの釦を一つ一つ外しながら、唇を頬へ、首筋へ、そして鎖骨へと下ろしていった。

ブラウスの釦を外し終え、前見頃を開くとファンデーションに身を包んだ豊かな丘が現れる。

それを両手で優しく包み、円を描くようにして揉み込む。

柔らかい双丘は、葛城の手の動きに合わせて、その姿を自在に変えていく。

カップを下へずらすと、未だ完全には立ち上がっていない、色付いた先端が顔を覗かせた。

「可愛らしいですよ、お嬢様」

そう言って微笑み、葛城はがそれに口付けると、綾芽は甘い溜息を漏らした。

双丘を寄せ集め、その先端を口には含まずに唇で軽く撫でる。

先端が尖り始めた所で、今度は舌を使ってそれらを転がした。

「ん……」

綾芽はピクリと震え、胸の先端をもっと尖らせていく。

葛城は綾芽の乳首の感触を舌で味わいながら、乳房を半分だけ包んでいた下着のホックを外した。

頼る物が無くなった乳房がぷるんと弾けながら、その全貌を現す。

綾芽は慌ててそれを隠そうとするが、葛城の手がそれを制した。

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