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お嬢様♡レッスン

第70章 葛城のイチャラブ計画Ⅲ

綾芽が気を失った後、葛城は彼女を自分のベッドへと運び、彼女を抱き締めて眠りに就く。

時折、目を覚ましては腕の中にある彼女の存在を確認する。

そして、安らかな寝息を立てる彼女の蟀谷に口付けを落とし、幸せな気分で再び目を閉じた。

綾芽はその感触を夢の中で感じていた────。






翌朝、葛城はいつもの時間に目を覚ますと、綾芽を起こさない様に注意を払い、ベッドを抜け出す。

勿論、朝食を作る為だ。

その前に掃除を行う。

大浴場へ行き、床・壁等をピカピカに磨く。

特に鏡は曇らない様に。

それからリビングの掃除。

食料のストックを確認しながら、食糧庫の掃除も行う。

掃除をするなど、何年振りだろうか等と思いながら。

掃除を済ませると、朝食の準備に取り掛かる。

ベーコンとソーセージを焼き、スクランブルエッグを炒る。

サラダ用の野菜を洗って水を切り、切り分け皿に盛る。

パンケーキを焼き、ジャムとリコッタチーズをトッピングし、カットしたフルーツを添える。

丁度良い時間だ。

彼は、トレーに料理を載せると、綾芽の眠る居室までそれを運んだ。



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