お嬢様♡レッスン
第85章 夢の中でⅠ
「──様、彼に口付ける事は出来ますか?」
夢の中で私は男の人と向き合っていた。
彼は生まれたままの姿で、私の頭を撫でながらそう言った。
優しい声音。
顔ははっきりと見えないのだが、彼の眼差しは温かく自分を包みこんでくれているのを感じる。
彼が言った『彼』とは、彼の欲棒の事で。
私はそれを可愛いもの・愛しいものと認識してた。
私がその『彼』の口にそっとキスを落とすと、『彼』はピクピクと反応を示す。
それが嬉しくて。
『彼』がとても愛しくて。
彼の事をもっと知りたいと思った。
『セックスとは身体で言葉を交わす事』
彼はそう教えてくれた。
「──様、舌で『彼』を可愛がってあげて下さいますか?」
夢の中の彼が私に尋ねる。
「舌でですか?」
「そうです。そうすると『彼』も私も非常に喜びます」
「──さんも嬉しくなるんですか?」
私は彼を見上げる。
顔に霞みが掛かっているかの様に、誰なのかはっきりしないのだが、私が顔を上げて彼を見つめると彼は目を細めて自分を見つめているんだなという事は感覚として分かった。
夢の中で私は男の人と向き合っていた。
彼は生まれたままの姿で、私の頭を撫でながらそう言った。
優しい声音。
顔ははっきりと見えないのだが、彼の眼差しは温かく自分を包みこんでくれているのを感じる。
彼が言った『彼』とは、彼の欲棒の事で。
私はそれを可愛いもの・愛しいものと認識してた。
私がその『彼』の口にそっとキスを落とすと、『彼』はピクピクと反応を示す。
それが嬉しくて。
『彼』がとても愛しくて。
彼の事をもっと知りたいと思った。
『セックスとは身体で言葉を交わす事』
彼はそう教えてくれた。
「──様、舌で『彼』を可愛がってあげて下さいますか?」
夢の中の彼が私に尋ねる。
「舌でですか?」
「そうです。そうすると『彼』も私も非常に喜びます」
「──さんも嬉しくなるんですか?」
私は彼を見上げる。
顔に霞みが掛かっているかの様に、誰なのかはっきりしないのだが、私が顔を上げて彼を見つめると彼は目を細めて自分を見つめているんだなという事は感覚として分かった。