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お嬢様♡レッスン

第13章 お嬢様の休日

「高月…来て…っ!」

「畏まりました、お嬢様」

綾芽に命じられるや否や、高月は自分の滾る欲棒を取り出し、彼女を一気に貫いた。

破瓜はしている物の経験の少ないそこは狭く、高月を容赦なく締め上げ絡みつく。

高月の欲棒の括れが、綾芽の中を引っ掻くと綾芽は身を悶えさせた。

余裕のない高月は、休む間もなく激しく腰打ち付け綾芽の中を穿つ。

綾芽はその勢いに弾き飛ばされない様に、高月の首にしっかりと腕を絡め、高月の熱を受け止める。

「はぁ…はぁ…お嬢様っ!!」

「高月っ!!」

綾芽を受け止めていたカウンターがギシギシと音を立てる。

高月はこれまでの経験の中で最も熱く昂っているのを感じた。

欲棒は今にも噴火しそうな程、その薄い皮膚の下で熱いマグマが滾って蠢いている。

心が伴うとこんなにも余裕なく、そして気持ちが昂るものなのかと今更ながら、驚いた。

「ひぁっ!…来ちゃうっ」

綾芽は高月にしがみつき、蜜壷が彼を一層締め上げると彼は高みを目指して彼女をガンガン突き上げた。

「あああああっ!!!」

綾芽が背を反らせ身体をビクビクと痙攣させ達すると同時に、高月は欲棒を抜き彼も身体を痙攣させながら綾芽の腹にその白濁した想いをぶちまけた。

何と言う高揚感。

心地良い疲労感。

高月は満ち足りていた。


暫く息が整う迄、二人は抱き合ったまま互いの体温を感じていた。

身体の火照りが鎮まると、2人はシャワーを浴び、身支度を整える。

もう直ぐ二人の時間が終わりを告げる。

高月には、それが何だか切なかった。

エレベーターでフロントのあるフロア迄下りると、そこには葛城が待っていた。

「葛城さん…どうして、ここに?」

戸惑う綾芽。

「連絡を頂きました。高月にここへ迎えに来る様にと」

「葛城さん、気を使って頂き有難う御座いました」

そう言って高月が頭を提げた。

「高月に気を使った覚えはありませんよ?」

「そうですか?でも、感謝します。お嬢様とより親密になれました。これからも“綾芽お嬢様”の執事として日々邁進して参ります」

「そうですか。宜しく頼みましたよ」

二人共、顔に笑みを浮かべているが、綾芽には二人の間に青白く静かな火花が散っているのが見えた様な気がした。

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