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お嬢様♡レッスン

第13章 お嬢様の休日

「お嬢様、何をお望みなのか、私に命じて下さい」

そう言いながら、高月は綾芽の胸を弾き続け、花弁を撫で続ける。

「あっ!やっ…!」

やはり高月は高月だった。

唯、以前と違うとすれば綾芽を大切に想っていると言う事。

「さぁ、お嬢様。ご命令を」

そう言って高月は手を止める。

「あっ!」

「どうされました?続けて欲しいなら、ご命令下さい。お嬢様?」

(こんのぉ~!ドS執事めっ!!)

「お嬢様?」

「………って」

「もっとはっきり言って下さいませんと分かりません」

「両方触って!胸の尖りを舐めて、私のあそこを…その…あの………掻き回しなさいっ!!」

「畏まりました」

高月は綾芽の身体を反転させると、ワンピースを素早く脱がせ下着を外した。

その手際の良さは流石執事と言うべきなのだろうか。

あっという間に生まれたままの姿にされた綾芽は、カウンターを背に高月と向かい合う。

高月は綾芽を見下ろした後、視線を合わせ彼女の唇に口付けを落とし、その顔を段々と下ろしていく。

彼女から視線は外さず、また綾芽も彼から視線を外せなかった。

高月は舌を出し、綾芽の目を見詰めながらゆっくりと、それを胸の先端に近付ける。

綾芽の先端は、早く触れて欲しくて身を固くして尖っていた。

期待に胸がドキドキしているのを綾芽は感じていた。

口付けて居た時は焦らす余裕の無かった高月だが、今は余裕が生まれていた。

チョンと先端を舌先が啄く。

綾芽の身体がピクリと跳ねる。

チュッと音を立てて唇がそれにキスを落とす。

綾芽の先端がピンと立ち上がる。

「お願い、高月…焦らさないで…」

綾芽から切ない声が溢れる。

余裕が生まれたと思った矢先、綾芽のその一言で高月の中で、何かがプチンと弾け飛んだ。

それは『理性』と言う名前だったかも知れないが、今の高月にはそれが思い出せなかった。

激しく舌を動かし、夢中で尖りに吸いつく。

指を性急に綾芽の中に埋め込み、激しく中を擦り上げる。

「ああああ!!!」

急に激しい波に飲み込まれ、綾芽は身体をビクビクと震わせた。

直ぐに溢れ出る蜜は、クチュクチュと音を立て、高月の手をベトベトに塗らせていく。

昨日、行き場を無くして燻っていた炎が、より一層熱く二人の身体を包んで燃え上がらせた。

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