
お嬢様♡レッスン
第107章 ドキドキの晩餐会
それが、フレデリクには面白くなかった。
左側からビリビリと視線を感じる綾芽。
フレデリクが不機嫌な雰囲気を醸し出しているのを肌で感じていた。
そこで彼女は『それなら、貴方とフレデリクを招待するわ』と彼を会話に巻き込む事にした。
日本には興味のなかったフレデリクではあったが、綾芽と親しくなり日本の話を聞くにつれ、少し興味を持ち始めたのを彼女は知っていたのである。
綾芽の言葉にフレデリクは『キミが言うなら行ってあげてもいいけど?』と言い、エミリアの甥っ子は『本当!?それは凄い楽しみだよ!』と言って満面の笑みを浮かべた。
どうやら彼はフレデリクとは真逆の素直な青年らしい。
屈託なく笑う彼を好ましい人だと綾芽は思った。
料理はどれも美味しく、コルセットが綾芽の身体を締め上げていなければ、もっと楽しめたのにと彼女は残念に思ったくらいだった。
デザートを堪能し、女性達はリビングで紅茶を楽しみながら歓談し、男性達はそのままダイニングでお酒を愉しむ。
フレデリクも少しだけワインを愉しんだ。
小一時間程経ったくらいで、男性達もリビングに合流し、それぞれ話に花を咲かせる。
ウィリアムは仕事仲間も居るせいか、そちらとの会話に忙しく、あまり綾芽達の傍には居られない様だった。
左側からビリビリと視線を感じる綾芽。
フレデリクが不機嫌な雰囲気を醸し出しているのを肌で感じていた。
そこで彼女は『それなら、貴方とフレデリクを招待するわ』と彼を会話に巻き込む事にした。
日本には興味のなかったフレデリクではあったが、綾芽と親しくなり日本の話を聞くにつれ、少し興味を持ち始めたのを彼女は知っていたのである。
綾芽の言葉にフレデリクは『キミが言うなら行ってあげてもいいけど?』と言い、エミリアの甥っ子は『本当!?それは凄い楽しみだよ!』と言って満面の笑みを浮かべた。
どうやら彼はフレデリクとは真逆の素直な青年らしい。
屈託なく笑う彼を好ましい人だと綾芽は思った。
料理はどれも美味しく、コルセットが綾芽の身体を締め上げていなければ、もっと楽しめたのにと彼女は残念に思ったくらいだった。
デザートを堪能し、女性達はリビングで紅茶を楽しみながら歓談し、男性達はそのままダイニングでお酒を愉しむ。
フレデリクも少しだけワインを愉しんだ。
小一時間程経ったくらいで、男性達もリビングに合流し、それぞれ話に花を咲かせる。
ウィリアムは仕事仲間も居るせいか、そちらとの会話に忙しく、あまり綾芽達の傍には居られない様だった。
