無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

フレデリクは、その素肌まで手を移動させると、ゆっくりと滑らかな内腿を撫でた。

一瞬、綾芽の身体がピクンと反応し、脚を閉じて彼の動きを封じようとする。

少し動かし難いが、フレデリクはそれには構わず、彼女の腿の柔らかい肉を優しく揉みしだいた。

綾芽は腿の辺りで蠢くフレデリクの手を擽ったいと感じながらも、ステージに集中していた。

余りにも集中し過ぎて、フレデリクの手を制していた脚が緩み始める。

自由に動く事が出来るようになると、フレデリクはその手を彼女の中心部分へと伸ばして行き、そろそろと花の芽を探り当てると、そこをトントンとノックする。

曲に合わせて、リズミカルに。

曲が早くなり激しくなると、彼の指の動きも早く激しくなる。

そうなると、もう、バレエには集中出来ない。

フレデリクの指先から送られて来る律動は、彼女の花芽を甘く痺れさせ隆起させる。

綾芽は声を漏らさない様に、手で口元を抑えながら、フレデリクに与えられる刺激に身体が抗えなくなって来たのを感じていた。

そして身体の奥からトロリとした蜜が溢れ、じわりと下着を濡らしたのが分かってしまった。

（もう…駄目…。バレエに集中出来ない…）

綾芽が堪える様に口元を抑え、必死に震えを抑えようと抗う姿にフレデリクはほくそ笑む。

彼女の香り高い花弁を包む布地は湿り気を帯び、フレデリクの指先までもを湿らせたのを彼は感じていた。