無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

綾芽は脳も身体も溶けてしまいそうだと思いながらも、彼等の愛撫に身を委ねた。

彼等の想いを受け取る為に。

「兄さん…僕も綾芽とキスしたいよ…」

フレデリクがそう言うと、ウィリアムは『仕方がないな』と言いながらも綾芽の唇を解放し、弟に彼女を譲る。

弟は待ってましたとばかりに、貪る様に綾芽に口付け、彼女の口内を犯した。

兄は綾芽の身体を覆う泡をシャワーの湯で洗い流すと胸の尖りに軽く口付けを落とす。

そして脚の間の芽を捏ね回しながら、舌先を尖らせて胸の尖りを転がすと綾芽は身体を仰け反らせて嬌声を上げ出した。

花の芽を捏ね回され、そこが熱く疼き胸の尖りは痛い程に収縮し固くなっていく。

それを指先と舌で弾かれると甘い痺れが全身を駆け巡る。

声を抑える事など出来ない。

堪える事の出来ない嬌声が止め処なく綾芽の口から奏でられると、その声は兄弟の鼓膜を震わせ、更なる快楽を彼女に与えようと彼等を突き動かした。

「やっ！駄目っ!!おかしくっ…なっちゃうぅっ!!」

彼等の愛撫にガクガクと身体を揺らし、囀（さえず）る綾芽の痴態に彼等の欲棒には熱が集まり、その先端から滴を溢れさせる。

直ぐにでも彼女の中に入りたい。

しかし、その気持ちを彼等は抑え込む。

彼女の中に入ってしまえば、理性など吹き飛んでしまいそうだから。

もっと彼女の痴態を記憶に刻みつける為に。

もっと彼女を堪能する為に。

理性を止めて置かねばならない。