テキストサイズ

短編集:禁断

第3章 先輩の彼女とH

「おじゃまします、今日はよろしくな、充」
「おじゃまします、いつも啓介がお世話になってます。これ、良かったら」


莉央さんは手料理を持ってきてくれている。


「うわーうまそうっすね、莉央さん料理上手で先輩が羨ましいっす」
「そうかなあ」


チラリと視線を落とすと、すげー胸。
谷間に顔を埋めたい。
顔もかわいい。





あー、ヤってみたい……♪


って、無理だけどな。
先輩の彼女とかハードル高すぎ。


「こっちへどうぞ、ビールも冷えてますよ、莉央さんは何を飲みますか」
「私もビールなの、たくさんは飲めないけど」
「俺もビール持ってきたぞ」
「ありがとうございます」


テーブルに、酒と買ってきたツマミと莉央さんの手料理を並べる。


「この唐揚げ最高っす、ほんとに料理得意なんですね、いい奥さんになりそう」
「やだあ、充くんたら」


先輩も莉央さんも機嫌良く、どんどんビールを空けていく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ