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拝啓、ムコ殿!【ARS・O】

第4章 娘の婚約者はさとぴ

イ「お母さん、お風呂お先~!」

バスタオルで頭を拭きながら風呂から上がって来たイチコを、「シーッ。」と人差し指を立てて制する。

イチコはさとぴを見て、「あっ。」と言って理解した。

イチコがさとぴを優しく起こす。

目をこすりながら、うなづくさとぴ。

さとぴの小さな体を支えながら、イチコが和室に連れていく。

あのふたり、いい夫婦になれそうだな。

ちょっと悔しいけど。

私も今日は疲れた。

風呂入って寝よう。

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