
サバイバルヘルパー
第7章 食料調達
「うん、上等上等。これでいい。ついでに、また浴場でかごを貰っていくか」
俊輔はシーツを適当に丸めると、脇に抱えて、大浴場に向かう。そして脱衣場のかごを拝借し、かごに丸めたシーツを押さえ込んで、穴を掘った場所まで移動する。
「風呂かぁ、入りたいなぁ。水がある場所がわかったんだ。あそこの風呂場もはいれるようにしたい……て、無理かなぁ……難しいかなぁ」
風呂に入りたい。だが、水を組んで往復するのにも、かなり時間も距離もかかるし体力もいる。
等といろいろと考えながら、なんとか穴を掘った場所に到着。
改めて、自分で掘った穴を、マジマジと見つめる。
「しかし、よく、こんだけの穴を掘ったもんだな。これこそ、本当の穴場だな」
面白くないことを口走りながら、俊輔は穴の上にシーツを被せ、四隅に石を置いてピンと張った。
上から薄く、シーツが隠れるように土を敷き目立たないようにした。俊輔は落とし穴を掘っていた。
「それと、もうひとつ秘策がある」
そう言って、森の奥に向かった。
「野糞してる時に見付けたんだ。ここは他に動物を見ないからな。あれは、やつらのしかない」
俊輔はシーツを適当に丸めると、脇に抱えて、大浴場に向かう。そして脱衣場のかごを拝借し、かごに丸めたシーツを押さえ込んで、穴を掘った場所まで移動する。
「風呂かぁ、入りたいなぁ。水がある場所がわかったんだ。あそこの風呂場もはいれるようにしたい……て、無理かなぁ……難しいかなぁ」
風呂に入りたい。だが、水を組んで往復するのにも、かなり時間も距離もかかるし体力もいる。
等といろいろと考えながら、なんとか穴を掘った場所に到着。
改めて、自分で掘った穴を、マジマジと見つめる。
「しかし、よく、こんだけの穴を掘ったもんだな。これこそ、本当の穴場だな」
面白くないことを口走りながら、俊輔は穴の上にシーツを被せ、四隅に石を置いてピンと張った。
上から薄く、シーツが隠れるように土を敷き目立たないようにした。俊輔は落とし穴を掘っていた。
「それと、もうひとつ秘策がある」
そう言って、森の奥に向かった。
「野糞してる時に見付けたんだ。ここは他に動物を見ないからな。あれは、やつらのしかない」
