
サバイバルヘルパー
第7章 食料調達
小梅はまあまあな大きさの石を掴んだ。
「まて婆さん、早まるなっ!!」
俊輔が止めても聞く耳持たず。
男性なら、なぜドラフトに指名されなかったと疑うほどのコントロールで、イノブタの頭にぶち当てた。
「すげえな婆さんっ!! もう、こうなったらなんでも投げてくれっ!! それだけのコントロールならなんとかなる」と言われて、続けて投げても、一発も当たらない。
「なんでっ!?」
イノブタの息が荒くなってきた。
どう見ても怒っている。
「あかん……これは、どうにもならない。どうする?」
『ブフッ!! ブフッ!!』
イノブタの前足が、地面を蹴り出した。
俊輔は小梅の前に出る。
「婆さん、いいからゆっくり下がって逃げろ。なにもするなっ!! 言うことを聞けっ!!」
「はい、ごめんなさい」
怒られていると思ったのか、素直に謝る。
小梅はヨタヨタしながら立ち上がる。
「久美子さぁん、お尻が気持ち悪いのよ」
「このタイミングで言うな!!」
イノブタが……走ってきた。
「ヤバイっ!!」
俊輔は小梅の前に立ち、イノブタを見据える。
「まて婆さん、早まるなっ!!」
俊輔が止めても聞く耳持たず。
男性なら、なぜドラフトに指名されなかったと疑うほどのコントロールで、イノブタの頭にぶち当てた。
「すげえな婆さんっ!! もう、こうなったらなんでも投げてくれっ!! それだけのコントロールならなんとかなる」と言われて、続けて投げても、一発も当たらない。
「なんでっ!?」
イノブタの息が荒くなってきた。
どう見ても怒っている。
「あかん……これは、どうにもならない。どうする?」
『ブフッ!! ブフッ!!』
イノブタの前足が、地面を蹴り出した。
俊輔は小梅の前に出る。
「婆さん、いいからゆっくり下がって逃げろ。なにもするなっ!! 言うことを聞けっ!!」
「はい、ごめんなさい」
怒られていると思ったのか、素直に謝る。
小梅はヨタヨタしながら立ち上がる。
「久美子さぁん、お尻が気持ち悪いのよ」
「このタイミングで言うな!!」
イノブタが……走ってきた。
「ヤバイっ!!」
俊輔は小梅の前に立ち、イノブタを見据える。
