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サバイバルヘルパー

第8章 風呂とイノブタクッキング

 小鍋に水をすくい、イノブタの手を使って、お尻を流した。


「言っておくが婆さん、昔付き合ってた彼女にもこんなプレイしたことないんだぞ……まあ、これはプレイじゃないけどさ」


「うふふふふ」


「笑うな……」


 上半身裸の若い男が、下半身丸出しのお婆さんの尻を見ている光景は、一部のマニア向けのAVを見ているようだ。


 お尻を洗い流し、スッキリしたのか、木に向かって微笑む小梅。


 おぞましい光景が目に焼き付いて、目を閉じるだけでナイトメアーを見ている俊輔は、うなだれていた。


 俊輔は、バッグを拾った時に、中に入っていたシャツとボクサーパンツを出した。


 昨日まで丸めて枕にしていた物だが、手に入った貴重な着替え。このまま出すのが、もったいないと思った。


「あっ!!」


 俊輔はなにかを思い出した。


 ポケットに手を入れると、水色の女性のパンツが出てきた。


 それを、水で洗い、木にかけて干した。


「婆さん、ここにパンツの替えがあるから、乾いたらはきなよ」


「はい」


「これで、変態にならずにすむ」



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