サバイバルヘルパー
第2章 島
仰向けになりながら、考える。
「はぁ〜、とりあえず海水を穴に入れて蒸発させて得る方法をとるしかないな。今日1日持ちこたえられたらなぁ……」
波に揺られながら、手にはしっかりと、ペットボトルのコップを持っていた。
太陽が出ている間に、蒸留水を集めておきたい。
俊輔は海からあがった。
「都会じゃゴミだけど、ここじゃ必需品だな」とペットボトルのコップを見た。
「っ!!」
なにかに気が付いた。
「これ……出来るかも?」
急いで、先ほど破ってそのままの新聞紙の元に走った。
そして、持っていたペットボトルを半分をかざしてみた。
ペットボトルの底はかるくドーム状の、くぼみができている。
俊輔はそれをレンズに見立て、火をおこそうと考えた。
だが、いま一歩、熱が集まらない。
俊輔は森で集めた松ヤニを少しのせ、ペットボトルのくぼみに海水を入れた。
光を当てる高さと、角度を調節すると、ちょうど良い熱の集まりが出来る。
「これか、これか、よし」
「はぁ〜、とりあえず海水を穴に入れて蒸発させて得る方法をとるしかないな。今日1日持ちこたえられたらなぁ……」
波に揺られながら、手にはしっかりと、ペットボトルのコップを持っていた。
太陽が出ている間に、蒸留水を集めておきたい。
俊輔は海からあがった。
「都会じゃゴミだけど、ここじゃ必需品だな」とペットボトルのコップを見た。
「っ!!」
なにかに気が付いた。
「これ……出来るかも?」
急いで、先ほど破ってそのままの新聞紙の元に走った。
そして、持っていたペットボトルを半分をかざしてみた。
ペットボトルの底はかるくドーム状の、くぼみができている。
俊輔はそれをレンズに見立て、火をおこそうと考えた。
だが、いま一歩、熱が集まらない。
俊輔は森で集めた松ヤニを少しのせ、ペットボトルのくぼみに海水を入れた。
光を当てる高さと、角度を調節すると、ちょうど良い熱の集まりが出来る。
「これか、これか、よし」