
サバイバルヘルパー
第13章 新事実
「いいーっ!!」
鷲掴みにしたあられが、元の皿に落とされた。
「なんで、殺されなきゃならないんだよ!! おかしいだろっ!!」
「私が、最初にそう判断したの」と言ったのは、小幸だ。
「なんでだよ!! おかしいだろ、それ」
小幸は一度、麦茶で喉を潤した。
「自分達以外の人間は、この島に来ちゃいけないの。でも、あなたは船の券を持ってたからね。それを見せてもらって、客船事故の被害者だと思ったの」
「じゃ、普通は連絡して助けるだろっ!!」
「人を呼びたくなかったの……用心して包丁も持ってたけどね、あなたが気が付いたから、あわてて砂の中に隠したの」
「いやいや……危な……じゃ、俺が起きなかったら、それでグサリとやるつもり……じゃ、俺が砂浜で見付けた包丁は、俺を刺すための包丁だったって、ことかよっ!! なんだよ……」
今まで、小幸(その時は小梅)のことを心配し、必死に食料や水を探し、危険な目にも合いながらも、一緒に帰るために大きないかだも作ってきた。
その気持ちが、一気に打ち砕かれた。
鷲掴みにしたあられが、元の皿に落とされた。
「なんで、殺されなきゃならないんだよ!! おかしいだろっ!!」
「私が、最初にそう判断したの」と言ったのは、小幸だ。
「なんでだよ!! おかしいだろ、それ」
小幸は一度、麦茶で喉を潤した。
「自分達以外の人間は、この島に来ちゃいけないの。でも、あなたは船の券を持ってたからね。それを見せてもらって、客船事故の被害者だと思ったの」
「じゃ、普通は連絡して助けるだろっ!!」
「人を呼びたくなかったの……用心して包丁も持ってたけどね、あなたが気が付いたから、あわてて砂の中に隠したの」
「いやいや……危な……じゃ、俺が起きなかったら、それでグサリとやるつもり……じゃ、俺が砂浜で見付けた包丁は、俺を刺すための包丁だったって、ことかよっ!! なんだよ……」
今まで、小幸(その時は小梅)のことを心配し、必死に食料や水を探し、危険な目にも合いながらも、一緒に帰るために大きないかだも作ってきた。
その気持ちが、一気に打ち砕かれた。
