
sugar-holic
第16章 まさか…
私の隣に浅野社長が座り、その横に真由美さんが座った。
「今日は、河野さんのお祝いなんだ」
「お祝い?」
「そう。来月挙式」
浅野社長がそう言うと、真由美さんが慌てた。
「違います!!部内の親睦会です!」
「でも最後は『おめでとう』って乾杯しただろう?」
「それは…そうです…けど…」
「だったら『祝う会』だろ?」
「はぁ…まぁ…」
真由美さんは困ったように首を傾げた。
浅野社長、相変わらずだなぁ。
誰に対してでも同じなんだ。
「浅野さんの会社は、社員の仲がいいんですね」
微笑みながらそう言うと、浅野社長が眉を上げて聞き返した。
「浅野さん?」
え!?
あ。まさか、まだ続いてるの!?
「えっと…真幸さん…?」
すると浅野社長はニコッと笑い
「そうだね、梢さん」
あ、やっぱりなんだ。
「え!?そういうカンケイ?」
亮くんが、私と浅野社長を見て瞬きをした。
そんな彼を見ながら、浅野社長は笑った。
ふと、前に倉田くんが言ってた事を思い出す。
『高くつかなきゃいいですけど』
代償は高いかもしれない…。
「今日は、河野さんのお祝いなんだ」
「お祝い?」
「そう。来月挙式」
浅野社長がそう言うと、真由美さんが慌てた。
「違います!!部内の親睦会です!」
「でも最後は『おめでとう』って乾杯しただろう?」
「それは…そうです…けど…」
「だったら『祝う会』だろ?」
「はぁ…まぁ…」
真由美さんは困ったように首を傾げた。
浅野社長、相変わらずだなぁ。
誰に対してでも同じなんだ。
「浅野さんの会社は、社員の仲がいいんですね」
微笑みながらそう言うと、浅野社長が眉を上げて聞き返した。
「浅野さん?」
え!?
あ。まさか、まだ続いてるの!?
「えっと…真幸さん…?」
すると浅野社長はニコッと笑い
「そうだね、梢さん」
あ、やっぱりなんだ。
「え!?そういうカンケイ?」
亮くんが、私と浅野社長を見て瞬きをした。
そんな彼を見ながら、浅野社長は笑った。
ふと、前に倉田くんが言ってた事を思い出す。
『高くつかなきゃいいですけど』
代償は高いかもしれない…。
