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sugar-holic

第26章 応援するけどな

宇佐見さんはあっさり頷くと

「あ、このセロリとひき肉の炒めもの美味しい」

「あ、そう?レシピサイト見て作ったんだけど」

何でもない事のように流され、私だけ取り残された。

「宇佐見さん?」

「ん?…あ、それにしても、よくそんな条件の約束したね」

「え?」

「あ、あたしも思った。何でも言うこと聞いちゃう気?」

「まさか!!」

即座に否定する。

「どこか食べに行っておごってくれとかならアリだけど、何でもは無理!」

「でも、そうは思ってないかもよ!?」

そう言って、比呂子さんは私の携帯を指差した。

「どこまでOKだと思ってるのかね?」

「どこまでって…」

敢えてそんな風に聞かれると。

図らずも、倉田くんとはエッチしてしまったんだけど、まさかそういうお願いではないと思う。

だったら…何だって言うの!?

考え込んだ私に、比呂子さんがうーん、と声をもらし、手を叩いた。

「そんな悩んじゃうなら、聞いてみれば?」

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