
sugar-holic
第26章 応援するけどな
おそるおそる画面を見て…あぁ、やっぱり。
「何?倉田?」
「うん」
すると、片方の頬を上げて笑いながら
「早くない?何だって?」
ため息をついてメール画面を開くと…
『忘れた?ふざけんなよ』
タイトルもなく、ただそれだけの文章。
たった10文字をじっと見続けていると
「…ツッコミしようのない表情だなぁ」
比呂子さんがぼそりと呟いた。
「あ…見る?」
携帯を差し出すと、画面を見て
「怒ってる?」
「かもね」
「ふーん…珍しい」
珍しい?
比呂子さんのこぼした言葉に反応すると、宇佐見さんがのっそりと洗面所から姿を現した。
「あ、宇佐見。歯磨き済んだ?」
「うん。ちょっと寝る」
「ベッド使っていいからね」
比呂子さんに柔らかい笑みを向けて
「ひぃちゃん、ありがと」
そう言って、私を見ると
「じゃあ、またそのうち。お休みなさい」
「はぁ…お休みなさい…?」
宇佐見さんは軽く手を振ると、奥の部屋に入っていった。
「何?倉田?」
「うん」
すると、片方の頬を上げて笑いながら
「早くない?何だって?」
ため息をついてメール画面を開くと…
『忘れた?ふざけんなよ』
タイトルもなく、ただそれだけの文章。
たった10文字をじっと見続けていると
「…ツッコミしようのない表情だなぁ」
比呂子さんがぼそりと呟いた。
「あ…見る?」
携帯を差し出すと、画面を見て
「怒ってる?」
「かもね」
「ふーん…珍しい」
珍しい?
比呂子さんのこぼした言葉に反応すると、宇佐見さんがのっそりと洗面所から姿を現した。
「あ、宇佐見。歯磨き済んだ?」
「うん。ちょっと寝る」
「ベッド使っていいからね」
比呂子さんに柔らかい笑みを向けて
「ひぃちゃん、ありがと」
そう言って、私を見ると
「じゃあ、またそのうち。お休みなさい」
「はぁ…お休みなさい…?」
宇佐見さんは軽く手を振ると、奥の部屋に入っていった。
