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「私のおかげで、今日出会いがあるのよ？忘れてはだめよ♡そういちろう♡」


「ぐぬぅぬぬぬぬ…」


くぅーっそうちゃんの悔しそうな顔！ふふ私の勝ちね


「あんたなんて後であきらちゃんにズタボロにされるからね！それに今日服選んでやらないから！」



「はいはい、ところでそうちゃん仕事に行かないでいいの？戻って仕事するんでしょ？もう11時になるよ」


「そうよ！今日はお昼から大事な商談があるのよ。堕天使を相手にしてる時間はないわ。17時にあきらちゃんのお店よ。」


「はーい。はい。」


「じゃ、あとでね。新聞チェックとジェイクのレッスンしっかり受けてきなさいよ」


「はいよ」


いつのまにかそうちゃんは着替えて荷物をまとめていた。

「ジェイクとラブラブしよーっと」


「ジェイクが日本にいられなくなるわよ。」


「ぷっまっさかぁ」


「あんたはお気楽ね。七海、あんたは誰を相手に仕事をしているか忘れない事よ。」


「んな事言われなくても分かってるよ。大体ジェイクといちゃいちゃする訳ないじゃない。冗談も通じないわけ？妖精失格よ」


「分かってるならいいのよ。じゃ後で」


こちらを振り返らずそうちゃんは家を後にした。