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第2章 最強タッグ


っはぁー!うまい。こんな昼間から飲むビールがとてつもなく美味い!


ってこれそうちゃんにバレたら怒られるだろうなぁ…顔がむくまないように気をつけよ


七海は冷蔵庫まで歩いていって保冷剤を取り出し、
布でくるんで顔に当てた。


しばらくぼーっと立っていると、頭の底からぽこぽこと昔の思い出が湧いてきた。


「本当にお酒強いよね?顔色も変わらないし…あ、耳が少し赤くなってる!そうゆう感じ好きだなぁ」


時間が2.3分止まった気がした。
とゆうか、今まさに横で言われたのかと錯覚してしまった。


ななみは保冷剤をすぐに冷蔵庫に戻し、小走りで洗面台に向かった。


蛇口を勢いよく捻り、顔を水でゆすいだ。


「あたし、らしく、ないっ!」

と大きい声を出して鏡をみてみるも、誰もいなくなった部屋は静まり返って逆に虚しく聞こえた。


七海は部屋中に聞こえるように音楽をかけ支度をした。

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