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第2章 最強タッグ


はぁーなんか英語レッスン行くの憂鬱になってきちゃったってこれもそうちゃんに聞かれたら怒られるなぁ。今日はやる気が出ないや。


七海はクローゼットルームに行って適当に服を選んだ。楽さ重視でストライプ柄のオールインワンにツバが広いストローハット。足元にはクリスチャンルブタンの新作のウェッジソールを合わせた。

鏡の前で全身をチェックして、七海は家を出た。

マンションの下につくとコンシェルジュが挨拶をしてきた。


「本日も素敵ですね。いってらっしゃいませ」


私はニコッと笑って頷いた。


マンションを出ると東京タワーが空に向かってそびえ立っていた。


東京タワー登りたいなぁ…
サボっちゃいたいなぁ…


と思いながら私は麻布十番商店街を目指して歩いていった。


ああ、思ったより今日は暑いのね。タクシーにすれば良かったと少し後悔した。

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