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蝶の様に麗しく

第2章 1話

「……ぁっ、…やぁ……んっ、…ふぁ…」


くちゅりと卑猥な音が総司の音が響いた。

ああ、ヤベえ。
総司は前々から綺麗な体してるって思っていたが止められねえ。

綺麗な体を目の前にすれば、止められなく本能、理性。

総司が泣いている理由は分からねえが、部屋に俺は目隠ししてまで引き摺りこみたくなった。

総司は訳が分からねえと言ったような顔で俺を見つめるが…

無意識に上目遣いをする総司に俺は触れることにした。

そんな顔で泣いていたら、どうなるかを教えるために。

「総司、心地いいんだろ?こんなに痕付けて……誰にヤられたんだろうなあ?」

「ん、やぁ……ふぁ、んぁ」

俺の指を総司の中でバラバラに動かして行く。

「あぁ、すげぇな総司。こんなに濡らして、ダメじゃねえか」

「あ、んんっ……あんっ、」

笑みを浮かべながら引き抜いた、総司の液で濡れている指をぺろりと舐める。

「も、やめて、くださ…こんなこと、やめて……」

涙で濡れた瞳。
火照った頬に、深いキスをして
濡れぼそった唇。

「そう言われてもなあ…そんなんじゃ、誘われてるんだよな」

やめることはしない。こんなにいい体の男なら、抱きたいと思うだろう?

それは俺だけじゃねえはずだ。




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