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蝶の様に麗しく

第3章 2話

「んんっ、……は、」

首筋から鎖骨、喉へ。

「はぁっ、ん……」

喉から耳の中へ。
止まらない……なんだ、心地よさは!
不思議な感覚が俺の中に飛び越えて、刺激する。

「……あ、やあっ、」

ちゅくり、と耳の中に舌が差し込まれた。
総司の鳴き声は女より綺麗だった。

数回しか女を鳴かせてない俺にも、わかる。
ちゅくちゅくと音が直に聞こえて、熱が高まっていく。

「……ん、一く……ぁ、やめ、てくださ…」

「無理だ。悪いが、そんな顔で言われても止められない」

俺は笑うと総司の袴を脱がした。
器用に舌を耳から頰へ移動し、舐めながら。

「……!」

やがて総司の袴を脱ぎ剥がした俺は、ゴクリと唾を飲み込んだ。

なんて美しい体だ……
今まで俺が感じたことのない、ムズムズした感覚が浮かんで来る!

ーー止められない。

「んっ、やぁ…………そこ、あんっ!……やぁ、」

俺はぐりぐりと中を指で弄ぶ。
総司の高まる喘ぎに俺は低い声で言った。

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