
蝶の様に麗しく
第4章 3話
俺は藤堂平助!
さっきも紹介したよな(笑)
なあなあ、ちょっと話聞いてくれよ!
最近仲間の総司って奴が変なんだよ。
いつもあんまり左之さんといないのにずっと左之さんと一緒にいるし。
どうしたんだろうなあ。
あ、ちなみに今は巡察中なんだ!
俺は隊士を引き連れ、街の様子を見る。
「あれ?あの店……悪い、ちょっと先行ってて!」
「あ、藤堂組長!」
隊士たちを先に行かせて俺は薬屋と書かれた看板の店に入った。
「いらっしゃい」
「これ、なに?」
指差した先は、桃色の薬。
こんな薬、見たことなかった。
俺は見たことのない薬の色が目に入り吸い寄せられるように来てしまったんだ。
「これは、相手がどう感じているか分かる薬でございやす。お茶に混ぜて飲ませてくだされば、すぐに分かりますよ」
へー、飲ませればすぐに分かるんだ?
一くんに聞いてもらったのは悪いけど、自分からも聞いてみたい。
「店主!これくれ!」
「ありがとうございます」
俺はお金を払うとルンルン気分で、隊士たちの元に戻った。
さっきも紹介したよな(笑)
なあなあ、ちょっと話聞いてくれよ!
最近仲間の総司って奴が変なんだよ。
いつもあんまり左之さんといないのにずっと左之さんと一緒にいるし。
どうしたんだろうなあ。
あ、ちなみに今は巡察中なんだ!
俺は隊士を引き連れ、街の様子を見る。
「あれ?あの店……悪い、ちょっと先行ってて!」
「あ、藤堂組長!」
隊士たちを先に行かせて俺は薬屋と書かれた看板の店に入った。
「いらっしゃい」
「これ、なに?」
指差した先は、桃色の薬。
こんな薬、見たことなかった。
俺は見たことのない薬の色が目に入り吸い寄せられるように来てしまったんだ。
「これは、相手がどう感じているか分かる薬でございやす。お茶に混ぜて飲ませてくだされば、すぐに分かりますよ」
へー、飲ませればすぐに分かるんだ?
一くんに聞いてもらったのは悪いけど、自分からも聞いてみたい。
「店主!これくれ!」
「ありがとうございます」
俺はお金を払うとルンルン気分で、隊士たちの元に戻った。
