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蝶の様に麗しく

第1章 0話

時折強く吸っては、舌を這わす。

やわやわと揉んで、その頂を手のひらで転がしてはつんと尖ったそれを摘まんだり弾いたりを繰り返す

「……っ、んぅ…っ…んぁっ」

「気持ちイイだろ?総司、」

漏れでた甘い声音にきゅうっと噛み締めた唇を舌でこじ開け口内を貪る。
形の良い歯列を上顎を舌でなぞり、逃げる舌を舌で絡めとる。

さっき口付けをしたのに、逃げるなんて。

なんて、笑える話だ。

俺は総司の耳元で低い声を出した。

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