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蝶の様に麗しく

第1章 0話

「…んっ…っ…」

塞いだ唇を角度を変えながらその柔らかい唇を貪って。それと同時に俺は、するりと
袴を解いていく。

「ちょ、土方さ!ん、ふぁ…!」

抗議しようとする総司の唇を再び俺は塞いだ。

ーー拒否なんかさせるかよ。

俺は総司を裸にすると、暴れそうな腕を片手で抑えて美しい体にもう一つの手で触れた。

触れれば、総司が反応する。

「ん!ぁ……!」

「お前が勝手に入り込んで来るんだろ?責任取れよ、自分でな?」

俺は余裕ある笑みを浮かべて、唇を離しゆっくりと首筋から胸元へ滑り落として見た。

「ん、ぁ……はぁ、んっ」

そうすれば、総司の口から漏れる声。

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