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歌に載せて

第3章 スパイラル


この日は、コンサートの打ち合わせで



Jを中心にみんなでセットリストの曲を挙げていったりした



そこで、盛り上がったためそのままみんなで飲みに行った





会は進み翔ちゃんとJはこれからについて熱く語り合ってる


相葉くんは、トイレに行ったまま帰ってこない



大野さんはというと
酔っ払って私の肩に頭を乗せて起きているのか寝ているのかもわからない




ちょっと開いている唇に




火照った肌とろんとした目


その姿は私にとっては過ごすそそるもので我慢できず



その唇に自身の唇を重ねた


貴方は、特にビックリもせず目を閉じたまま俺を受け入れた


時間にしたら数秒だったのかもしれないが

俺にとっては幸せな時間で
もうこのまま貴方の全てを手に入れてしまおうかとなりかけた



だが…

絶妙のタイミングでトイレに行っていた相葉くんが帰ってきて俺は慌ててグラスの残りを飲み干した



その後、一段落して会はお開きになった


俺は、なぜか大野さんを送ることになり


二人でタクシーに乗った



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