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歌に載せて

第4章 kissからはじめよう

俺は部活が終わった相葉くんに

本当は忘れてない筆箱を取りに行くのについてきて欲しいと言って教室へ来た



貴方は、窓辺に行ってグラウンドを見ていた




夕日をバックにしているその横顔は綺麗で


心臓がうるさい


こんな感覚今まで一度俺の心にはなかったのに



雅紀「ニノ?見つかった?」



和也「ああ、うん…」



雅紀「じゃあ、戻ろっか

みんな待ってるし」


和也「待って…」


雅紀「ん?」



和也「……」



雅紀「どうしたの?」



和也「あの…あのね……








相葉さんのこと…





好きみたいなのっ…」




軽蔑するような人じゃないってわかっていても



やっぱりこわくて…





怖くて相葉さんの顔が見れない








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