歌に載せて
第5章 Oh yeah!
俺たちは、同じサッカー部で
同じ汗を流している中でお互いに惹かれあって
去年の今頃
潤「翔くん…
俺おかしいかもしれないけど
翔くんのこと好きみたい」
って突然告白された
俺は冷静を装いながら返事をしたもガッツポーズを心の中でかました
次の日から
俺はいつも降りている駅のひとつ前の駅で降りて
駅前の交差点で潤と待ち合わせをして登下校を共にした
この一年間は
前半は最後の大会に向けての部活
後半は進路のための勉強で
あんまて恋人らしいことはしてないけど
いっしょにいられるだけでも
その空間は幸せで溢れかえっていた