
歌に載せて
第8章 Lotus
相葉「はい
ホットミルク
体があったまると思うよ」
少したって男の人は俺に飲み物を持ってきた
それを半分ほど飲み終わった頃
その人はこんなことを言い出した
「俺相葉雅紀といいます
歳は23で普通のサラリーマンです
よろしくね^^*」
と自己紹介をしてきたのだ
俺も何故か彼ののほほんとした
空気に乗せられてか
二宮「二宮です」
なんて言ってた
そしたら
相葉「二宮くんね
よろしく
あのさぁ、突然だけど住むところある?」
なんて聞いてきた
ここは
正直に言うべきなのか…
二宮「……ない」
相葉「そっかぁ
じゃあ、狭いけどここ住むのはどう?」
始めは俺をココに住まして何の利益があるのか疑問しかなくて
次に浮かんだのはまた酷いことをされるのかという考え
でも
そんなことを言った彼のにこやかな顔を見ているとそんな不安も消えていた
相葉「何も言わないなら
嫌じゃないってことであと二三日はここにいなよ
体調とか治すためにも」
どんだけポジティブなのかと思ったが
その明るい強引さがなんか
嬉しかった
