ガンダムカイザー
第5章 恋人たち
「おい、坊や。セシルとはどうなんだ?うまくいってるのか?」
ハリーがひとりで黄昏ていると不意にキッドが声をかけてきた。
「そんなんじゃないよ。トモダチなんだ、セシルとは」
努めてクールに対応するハリーだが、セシルのことを言われて顔は紅くなってドキドキしているのが丸分かりだからキッドは思わず吹き出す。
「ボクの見たところだとセシルもお前に惚れてるぜ」
「えっ・・・」
真っ赤になるハリーを見てキッドはますます面白がる。
「あ~いうタイプには時には強引さも必要なんだ。優しくキスぐらいしてやれよ、じれったいヤツだな。もたもたしてるとボクがカノジョの唇を奪っちゃうぜ」
「あ~ら、聞き捨てなりませんわね。誰の唇を奪うんですの」
そこへユウリが割って入ってきた。少し不機嫌な顔をしている。
「お、おい、ボクが愛してるのはキミだけだよ。じれったい坊やを奮い立たせようとしただけさ」
キッドはユウリを抱きしめるとキスをして舌を絡ませた。
その美しいキスシーンにハリーは真っ赤になって動揺する。
「もう、人前で・・・バカ」ユウリも赤くなる。
「坊やもがんばらないとな」とキッドはハリーにウインクをして微笑む。
「まずは、お手手を繋ぐところからね。がんばってね」
真っ赤になってうろたえるハリーを見てキッドとユウリは楽しそうに笑う。
このカップルにはいつもこんなカンジで遊ばれてしまうハリー。いつものクールな様子は形無しである。
「それから、隠し持っているエロ本をセシルには絶対に見つかるなよ。セシルは潔癖症のところがあるから嫌われちゃうぞ」
ユウリの腰に手を回して去り際にキッドが言い放っていった。
ハリーがひとりで黄昏ていると不意にキッドが声をかけてきた。
「そんなんじゃないよ。トモダチなんだ、セシルとは」
努めてクールに対応するハリーだが、セシルのことを言われて顔は紅くなってドキドキしているのが丸分かりだからキッドは思わず吹き出す。
「ボクの見たところだとセシルもお前に惚れてるぜ」
「えっ・・・」
真っ赤になるハリーを見てキッドはますます面白がる。
「あ~いうタイプには時には強引さも必要なんだ。優しくキスぐらいしてやれよ、じれったいヤツだな。もたもたしてるとボクがカノジョの唇を奪っちゃうぜ」
「あ~ら、聞き捨てなりませんわね。誰の唇を奪うんですの」
そこへユウリが割って入ってきた。少し不機嫌な顔をしている。
「お、おい、ボクが愛してるのはキミだけだよ。じれったい坊やを奮い立たせようとしただけさ」
キッドはユウリを抱きしめるとキスをして舌を絡ませた。
その美しいキスシーンにハリーは真っ赤になって動揺する。
「もう、人前で・・・バカ」ユウリも赤くなる。
「坊やもがんばらないとな」とキッドはハリーにウインクをして微笑む。
「まずは、お手手を繋ぐところからね。がんばってね」
真っ赤になってうろたえるハリーを見てキッドとユウリは楽しそうに笑う。
このカップルにはいつもこんなカンジで遊ばれてしまうハリー。いつものクールな様子は形無しである。
「それから、隠し持っているエロ本をセシルには絶対に見つかるなよ。セシルは潔癖症のところがあるから嫌われちゃうぞ」
ユウリの腰に手を回して去り際にキッドが言い放っていった。