テキストサイズ

君は少しも悪くない。たぶん

第2章 いま



潤は次第に手を下にやった。
ツーっと、焦らすように俺の肌を撫でながら。

「じゅんっ…くっ…やめてっ」
「止めて欲しい?ふーん、カズは素直じゃないね。」

潤は言いながら、俺のモノを指で弾く。
「ここは、素直なのにね」
「じゅん…くん…」


潤は緩く俺のモノを扱き始めた。
「んっ…」

いくら声を我慢しようとしても、苦しくて出ちゃう。
我慢していた分、甘さを含んで。


潤に侵されてる自分を俯瞰してる自分がいた。


こんな時も冷静な、自分にゾッとした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ