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君は少しも悪くない。たぶん

第5章 100年先の、愛


その日、仕事が終わると通知が2件来ていた。

潤くんからと、…リーダーから
ってリーダー珍しいな!!

内容は、どちらもリーダーが食事に誘ってきたという話。

『2組一緒にデートな』

あのねぇ、私たちは構いませんけど。
加藤くんが可哀想でしょうが。

とそこへ、潤くんから電話が入った。
『もしもし、ニノ?』
「はい〜?食事ですか?」
『あ、見た?』
「うん見たよ。」
『シゲが、青山に良い焼肉屋知ってるから、そこ行こうって…リーダーが』
「うん良いけど。じゃあ俺このまま向かうよ?」
『了解。今汐留でしょ?』
「そうです。だから、20分くらいかなぁ」
『はーい。俺あと少しで着くから』


着替える速度をいつもの1.5倍速にして、

青山への道を急いだ。

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