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君は少しも悪くない。たぶん

第5章 100年先の、愛



その愛しい寝顔に、優しく口づけ。


素直になれなくて、ごめんね。


これからは、2人で痛みを分かち合おう。
震える胸も隠さないで。


そしたら、いつか

あの人とよりも
深い愛を感じられるはず。

あなたが望んだ私を


捧げよう



1人でそう誓い、

俺は潤くんを起こさないようにそっと布団をでた。


俺の天使は、
そっと微笑んでいた。

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