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誰かお願いつかまえて

第6章 ペットでもいいから



美容室に行ったのか、肩まであった髪はショートヘアになっていた。


アイツのことを傷つけた男のために伸ばしていた髪なんて早く切ってほしいとは思っていたけど…


(なんで岡崎さんと一緒なんだよ……!)



それにそれだけでこんな遅い時間に帰ってくるはずがない。
きっと今日1日ずっと一緒だったんだ。




すると運転席から岡崎さんが降りてきた。


何か話しかけたと思ったら







幸村を抱きしめた――――







(っ!)




なんで岡崎さんが……?!





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